FXのスワップポイントと言う仕組み

fsd77 先物には商品や株価指数などいろいろありますが、FXではそれらの先物にはないスワップポイントと言う仕組みがあるのが魅力です。スワップポイントとは2国間の通貨の組み合わせである通貨ペアの金利差のことです。

通貨ペアは米ドル/円、ユーロ/円、英ポンド/円、カナダドル/円、豪ドル/円、ニュージーランドドル/円、スイスフラン/円など様々です。米ドル/円で言うと米ドルが基軸通貨、円が決済通貨と呼ばれます。たとえば金利が5%の国の基軸通貨と金利が1%の国の決済通貨の組み合わせである通貨ペアがあるとします。

その通貨ペアをロングすると5%−1%=4%分の金利が貰えるのです。100万円分のポジションを保有すると1年間で4万円分のスワップポイントが付く計算です。カナダドル/円、豪ドル/円、ニュージーランドドル/円、南アフリカランド/円など様々な通貨ペアがスワップポイント目的の個人投資家によく選ばれています。

スワップポイントは持ち越し(ロールオーバー)すれば毎日付きます。受け取ったスワップポイントも投資に回して複利のような運用も可能です。さらにレバレッジをかければ証拠金以上の投資も行えますので、受け取れるスワップポイントも増えます。その国の金利情勢の変化によって受け取れるスワップポイントは上下します。

基軸通貨の国で金利が上がれば2国間の金利差が広がり、受け取れるスワップポイントが上がります。基軸通貨の国で金利が下がれば2国間の金利差が縮まり、受け取れるスワップポイントが下がります。逆に決済通貨の国の金利が上がるとスワップポイントが下がり、金利が下がるとスワップポイントが上がります。2国間の金利差が大きいほど多くのスワップポイントが付きますが、日本は外国と比べると超低金利が続いています。

スワップポイント目的の投資を行いやすい環境です。外貨預金では預金を組んだ時点の金利がずっと適用されますので、金利情勢の変化による満期時の利息には変化はないです。しかしスワップポイントのように毎日受け取ることは出来ず、満期まで待たないといけないです。外貨預金はペイオフの対象外で金融機関に万が一のことがあると預金額を失いかねないです。

しかし国内のFX会社は信託保全が義務化されているので、FX会社に万が一のことがあっても証拠金もスワップポイント分も全額戻ってきます。ですがスワップポイント目的で中長期保有している間に円高に進んでしまうと、為替差損が生じる可能性があります。レバレッジをかけ過ぎているとそれだけ損失も多くなるので、円高が進みきったところで中長期投資したいものです。